【働き方の未来を予想】AIに乗っ取られない生き残れる職種1つ
人生100年時代と言われる昨今、時代とともに働き方も多様化してきています。
10年前に今の現実を誰が想像できたでしょうか。昭和の時代から見ればスマホを1人1台所有している未来など誰も予想できなかったことでしょう。
さらにこの先10年後、更にその先の未来を考えると、今ある職業が必ずしもこのまま社会に必要とされる職業である保証はありません。
今の仕事において、社会的な価値創出ができないと、この先の未来でシンギュラリティの波に飲まれ、気が付けば時代に埋もれてしまう可能性があります。
AIに仕事を奪われる可能性をがあっても、その仕事の魅力から敢えてその仕事に身を投じることは悪いことではありませんが、問題は、「知らずに漫然と関わっているその職業に未来がないこと。“無知”における未来の先細りは可能な限り回避したいところです。
その一方でその危機感にいち早く気づけている人は多くありません。
シンギュラリティ (singularity) とは、技術哲学・科学哲学・未来学などにおける人工知能(AI)の進歩の概念。人工知能自身の自己フィードバックで改良・高度化された技術や知能が、「人類に代わって文明の進歩の主役」になる時点を指す。
☑本記事の内容
2.職業淘汰が起こっても最終的に残る必要なスキルとは?
3.営業職が生き残れる可能性が高いと言われる理由は?
未来の働き方の変化に対してどんな要素に気をつけるべき?
未来の事は誰もわかりませんが、過去の傾向やデータから未来を予想することは可能です。
専門家が予想する、未来の働き方の変化への大きな要素として下記が挙げられると言われています。まずは見ていきましょう。テクノロジー、グローバル化、人口動態の変化、社会の変化、エネルギーと環境、どれも重要なウエイトを占めた内容です。
・テクノロジーの進化
・グローバル化の進展
・人口構成の変化と長寿化
・社会の変化
・エネルギーと環境問題の深刻化(出典:ワーク・シフト リンダ・グラットン著)
職業淘汰が起こっても最終的に残る必要なスキルとは
社会の変化や人口動態の変化など、上記では変化の要素を捉えました。
気になる点としては、「今、就いている職業が10年後必要とされるか」という点が挙げられると思います。
今後なくなってく職業にはどういったものがあるか?
AIによってなくなる可能性がある仕事・職業
– 1.1 一般事務員
– 1.2 銀行員
– 1.3 警備員
– 1.4 建設作業員
– 1.5 スーパー・コンビニ店員
– 1.6 タクシー運転手
– 1.7 電車運転士
– 1.8 ライター
– 1.9 集金人
– 1.10 ホテル客室係・ホテルのフロントマン
– 1.11 工場勤務者
上は一例ですがこの中でももう、既に一部AI化の運用が進んでいるものもありますね。
例えばコンビニなどは無人などは今進められていますね。レジを通さずに、自分が欲しい商品のみお店から持って出れば、料金はクレジットから引き落とされるサービスの実用化が進んでいます。また、ホテルのフロントマンもハウステンボス(長崎)の「変なホテル」では、フロントマンの完全ロボット化が話題になっていますね。
今後さらに自動化がの波が加速していく可能性が高いと言えると思います。
10年後もなくならないと予想される仕事とは
日本の産業の分類は下記のように分類されます
・第一次産業:作物を作ったり採取する産業 ※農業、林業、漁業など農業、林業、漁業など ・第二次産業:自然界から採ったりした物を使って加工する産業 ※工業、建設業など ・第三次産業:第一次、第二次のどちらにも当てはまらない産業 ※商業,金融業,運輸業,情報通信業,サービス業など)
どの職業も必要な仕事であるという前提ですが、社会のニーズや、日本の人口推計から見たときに、産業や業種によっては未来に先細っていく可能性があること理解しておかないといけません。
また、就職/転職時においては、やりたい仕事がどの業種や産業に分類され、その業種が成長する産業なのかどうか知っておかなければ、気が付けば年数だけが立ち、収入への影響や会社の倒産など、リスクをはらんでしまう可能性があります。
更に、上段でも記載したとおり、第三次産業の中でも更に環境の変化やAIの台頭、社会動向の変化など、数多くのリスクが予想され「この業種に行けば安心」という職種はないことが前提ですが、せめて“潰し”が効く仕事には従事しておきたいものですね。
未来に向けて成長/衰退していく産業は?
10年後の職業の変化や未来に向けて、自分自身に何を身に着けておく必要があるのでしょうか。
上記の分類の中で、一次産業、二次産業の多くは体力負担を伴う仕事である事が多く、人生100年時代になり、健康寿命も延びている反面、20代、30、40、50代と、年齢とともに右肩下がりに体力が衰えていくことが予想されます。一労働力として雇用される側の立場で、第一次産業、第二次産業での安定的な収入維持は困難を極めます。
それに対し、第三次産業は体力に頼る事が少ないため、産業の中でも長期的な就業に繋げやすい特徴を持っています。中でも10年後の未来に向けて生き残り、AIに奪われる可能性の低い職業として“営業職”が挙げられます。
営業職が生き残れる可能性が高いと言われる理由は?
1点目には変わりの効かない仕事である点が挙げられます。
日本人の感覚の中には「何を買うか」よりも「誰から買うか」という点に重きを置いている風習がまだまだ拭いきれません。営業職としての信用度や、責任の所在の明確化の観点からも同職がなくなる可能性は低いと言えます。
2点目にはコミュニケーションを軸とした職業である点です。
上記の一次産業、二次産業は労働力を切り売りし、体力を対価に変える傾向があることに対し、営業力はコミュニケーションをその武器としています。
営業のみを肯定する訳ではありませんが、特別なスキルや資格を有していなくても、仕事から得られる“営業力”は未来に向けて武器になりうる力であると言えます。
コメント