この章でやること

くり上げたサイトをアッブロードした上で、様々な観点からチェックを行っていきます。作成上の注意点やポイントをおさえて作業をしていても、細部に至るまでの良し悪しは、人間の目だけでは簡単に判断がつかないものも多くあります。チェックの内容としては、キーワード数、キーワード割合、ソースコードエラーチェック、文字数、リンク数、ミラーサイトチ工ツク、URLの正規化などです。様々な診断サイトやツールを活用していきます。

サイト診断ができるサイトを2つ紹介します。いすれも本文で詳しい使い方を紹介していますので、ご確認ください。

なお、付け加えておきますと、本書で紹介するコードのチェックは、すべて無料のサイトを活用します。それで十分事足りるのです。SEO内部対策とは、本来、すべて「無料」でできるものなのです。

修正したソースコードをチ工ツクしてあなたのサイトをSEO最強体質へと導きます。

何のための検索エンジン?

検索エンジンは何のためにあるのか 。これを、皆さんは今まで考えたことがあるでしょうか。

普段考えたことがなかったとしても、答えは案外簡単に浮かぶでしょう。

それは、「知りたい情報をクリック一つで表示してくれるもの」であり、ちょっと回りくどく言えば、「大量に存在するウェブサイ卜を集約して、自分が欲しい情報をすばやく適切・的確に提供してくれるもの」です。もちろん、検索エンジンには他の役割もあるでしょう。しかし最も大きな役割は「情報の整理と適切・的確な提供」に他なりません。これを、検索エンジン側の視点で言い換えると「ユーザーが求め

ている情報を適切・的確にすばやく提供する」ということになります。つまり、ネット上の膨大な情報の中から、「求める情報ヘ的確にすばやくアクセスできる」ことこそが、検索エンジンが追求し続ける理想でありゴールなのです。 Yahoo! やGoogle といった検索エンジンは、このコンセプトを満たすために、しのぎ、を削って日々進化しているわけです。この検索エンジンの「日々の進化」は、検索エンジンの運営元が「ユーザーの利便性を高めるために検索エンジンを進化させる」こ とに他なりません。そして、これこそがSEO 対策業界でよく耳にする「検索エンジンのアルゴリズムの変更」という言葉の正体なの

です。 SEO 対策に敏感な人は、「近々、検索エンジンのアルゴリズムの 変更がある」などと、よく噂します。また、 Google のアルゴリズムが変わったから表示順位が落ちちゃったよ」とか Yahoo! のアルゴリズムが変わって自分のサイトが表示から外された」という話 もよく耳にします。しかし結局のところ、検索エンジンのアルゴリズム変更があったとしても、検索エンジンの目指すゴールは何も変わりはないのです。ですから、検索エンジンのコンセプトに沿う形でサイト作りをしていれば、アルゴリズムの変更のたびにおびえる必要はないはずなのです。

SEOの検索エンジンのスパム手法

SEOの検索エンジンのスパム手法は、 4つのカテゴリ ーに大別することができます。

  • HTML 系
  • サーバー系
  • DNS スパム
  • 外部リンク系HTML系のスパム手法には、隠しテキストや隠しリンクなどがあります。
    隠しテキスト (Hidden Text)
    ユーザーから見えないように背景色と同色のテキストを記述することで、キー ワード数・キーワ ード密度を操作する行為です。CSS で制御したり、 HTML 中に
    直接文字色を指定したりします。現在ではほとんど自にすることはありませんが、 SEO対策が流行りだした当初はよく目にしました。また、 CSS のposition プロパティーを利用して、マイナス座標の位置にテキストを設置し、ユーザーから見えないよう にする手法もあります。なお、クロ ーラーは HTML中に指定された CSSの意味を理解していますし、外部ファイルとして指定された CSSもクローリングし、中身を解析して理解しています。

ホームベージのコンテンツを増やす

コンテンツは、質・ 量 ともにライバルサイトを上回りたいものです。単純にボリュームを増やすだけでなく、質でライバ ルを上回るための条件を紹介していきます。
ライバルサイトよりもページ数を多く用意する事が大事です。
ライバルサイトへの対抗策として行えるSEOのうち、低コストで実践できるのが「コ ンテンツの追加」です。 これは、質 ・量 ともに充分なWEBページを、 ホームペ ージ内に追加していく という行為です。 Google は総ページ数の多いWEB サイトを評価し、そのページの トップペ ー ジをさらに評価しているので、当面はライバルより 1 ペ ージでも多い総ページ数を 目標に、ページ数の増加に努めま しょう。
まずはライバルサイトの総ページ数をカウン卜して、当面の目標を設定します。最終的に1位表示されることを 目指すのであれば、 1ページ目の上位に表示されているもっともペー ジ数の多いライバルサイト以上のページ数を目標にしてみましょう。

パンくずリストの役割

パンくずリストとは、 ユーザーが Web サイト内のどこいるのかを分か りやすくするため、上位の階層となる Web ページを階層順に並べ、リンクとして設置されたリストのことである。 基本的には、コンテ ンツの上部に掲載 されていることが多い。 検索エンジンから Web サイトを訪 れるユーザーの場合、 Web サイトの トップページに訪れるとは限らない。
なぜなら検索キ ーワードによ っては 、 検索結果にWeb サイトの下層ページが表示される場合も少なくないから で ある 。初めてユーザーにWeb サイトを訪問してもら った場合、そのページがWeb サイト内のどのカテコリ に属 しているのかわからないが、パンくずリス トという手がかりが掲載されてい れば、こうした問題を解決できる。

サイト内被リンク

他のサイトからリンクを張ってもらうことがSEO効果の重要な課題です。それについては外部リンクで解説しますが、運営者にとって最も簡単なリンク獲得方法です。サイト内被リンクは意外と見落とされがちです。上位表示させるページに対して、他のページから上位表示のキーワードでリンクする全てのページにロボットが巡回するようサイトマップページを周回する。同一サイト内の他ページからのリンクも、外部リンクと同様に評価される。サイト内被リンクのよく見かけるケースとして、「トップページへ戻る」というリンクがあります。これは何のSEO効果も生まれないもったいないリンクの例です。他 のページへのリンクのテキス卜部分には、リンク先のページのキーワードを必す、含めるようにします。

SEOページ内部対策の実施手順

これからSEO対策のためにホームページを修正して、検索結果の順位向上を目指すことになります。その作業手順を以下に示します。

  1. Yahoo!およびGoogleにおける現在の順位を確認する。
  2. ページ内部対策指示書を作成する。
  3. Web制作担当者に指示書を渡してページを修正してもらう。
  4. Yahoo!およびGoogleにページ、が修正されたことを伝える。
  5. 以降、毎日、Yahoo!およびGoogleにおける順位を確認する。

SEO対策のためにページを修正するといっても、新米Web担当者で、あるあなたはホームページを直接修正することはできないかもしれません。そこでWeb制作担当者(外注かもしれません)に対して、どのようにページを修正してほしいかをまとめたフォームを用意します。このフォームをSEOページ内部対策指示書と呼びます。

ディレクトリ登録

検索のクローラーは、リンクをたどってWebサイトをめぐり、自動的に新しいWebページを発見している。そのため、検索エンジンのインデックスに登録されるには、すでに検索インデックスに登録されているページからリンクを張るのが近道だ。できれば、検索のクロ ーラーが頻繁に来るような、常に上位にランクされるサイトからリンクを張るのがよい。すでにインデックス登録されているサイトからリンクを張ってもらえる当てがないという場合は、ディレクトリ型検索エンジンを利用しよう 。有料 ディレクトリ登録審査サービスが効果的だ。 Yahoo JAPAN には、 Yahoo JAPAN ビジネスエクスプレスという有料登録 審査サービスが用意されており、短期間で審査結果が届き、またYahoo! JAPANが定めるガイドラインに従ってサイトを作成していれば、審査に通る確率も比較的高い。それ以外にも、 Jリスティング社 ( J工ントリー)、クロ スリステイング社(クロスレコメンド)が同様のサービスを展開している。 Google やYahoo !JAPANのトップページにも URL登録画面が用意されてい るが、クローラーが巡回してくるまでに時間がかかるので、やはりすでに検索 インデックスに登録されているページからリンクを張る方が効果的である。

ロボット型検索エンジン

ロボッ卜型検索エンジンの仕組みを理解しておこう。ロボット型検索エンジンがWebページを登録してか ら検索結果を表示するまでにはクローラー、インデックス、クエリプ ロセスという 3つのポイントがある。まず、検索エンジンはWebページの存在を見つけるためにクロ ラーと呼ばれるプログラムを、インターネット上で巡回させている。クロー ラーはリンクをたどって、次から次へとWeb サイトをめぐり、自動的に新しいWebページを発見している。 あなたのサイトにク ローラーが来ているかどうかは、アクセスログをチェ ッ クすればわかる。 検索エンジンが新しいWebページを発見したら、次はそのページの情報をデータベースに格納する。これをインデックスと呼びます 。最後に、あるキーワードで検索をしたとき 、検索キー ワードと関係のあるページをインデックスの中から呼び出し、関連性の高い 順に 表示させる動作が発生する。これをクエリプロセスと呼ぶ。もし、 あなたのサイトが検索結果に表示されないのであれば、ますはインデックス に登録されているかどうかを確認すべきだ。インデックスに登録されていないページは、どんなに素晴らしいコンテンツでも検索結果には表示されません。